お知らせ

　甲南大学と大学同窓会共催の「オール甲南の集い」が2016年11月19日、甲南大学岡本キャンパスでありました。同窓生の「ホームカミングデー」として、「摂津祭」に合わせて開催。あいにくの雨となったものの、熱気あふれる一日となりました。

• 
• 
• 

　恒例の特別講演会には、作家で大阪芸術大学教授、兵庫県教育委員の玉岡かおるさんを招き、「開港150年　神戸と甲南のＤＮＡ」と題してお話しいただきました。織田作之助賞を受けた「お家さん」で、明治から昭和初期に神戸で日本有数の巨大商社として名をはせた鈴木商店を描いた玉岡さんは、明治の開港時には小さな集落が点在している程度だった神戸が、国際都市へと発展した歴史を紹介。

　鈴木商店の大番頭だった金子直吉や、日本有数の洋画収集で知られる松方幸次郎らとともに、教育や神戸経済の発展に貢献した甲南学園の創設者・平生釟三郎の業績にも触れ、「歴史と伝統に満ちあふれた地域は多いが、神戸はわずか150年で発展を遂げた。この素晴らしい歩み、"新しさ"こそを誇りにしてほしい」と結びました。会場では、約300人の入場者に、玉岡さんのサイン入り新著「ウエディングドレス」や「お家さん」のDＶＤ、瓦せんべいが抽選でプレゼントされました。

• 
• 
• 

• 
• 
• 

　講演会後には、カフェパンセで交流会があり、現役学生も参加して、学園関係者や多くの同窓生と交流のひとときを楽しみました。

• 
• 
• 

• 
•