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平成22年度総会を開く

平成22年度総会のご報告


平成22年度総会開く


 北摂甲東甲南会の平成22年度総会が、10月17日(日)16時から、豊中市のホテルアイボリーで開かれた。

 今回の世話役は、橋本隆吉幹事(43・理学)、丹原寛子会員(48・文学)、野本哲平幹事(49・経営)、山脇加寿子幹事(51・文学)、野本祐子会員(53・文学)の5名で、準備万端整える開催の労を担当した。

 20年度総会と21年度総会は、活動地域の分離独立という重要案件があった。各地甲南会でも初めての事例で、大阪三島甲南会と宝塚甲南会の同窓会支部規定に準拠した独立承認の議決を行った。今回は親睦を中心としたなごやかな総会となった。  まず、田上綱彦幹事長(36・経済)が議長となって総会の開会が宣言され、吉田正和会長(25・理科)から「親睦を深めよう」と呼びかける挨拶があった。続いて、来賓として出席した甲南学園薬袋真人広報部長から挨拶があり、母校の受験偏差値、北摂甲東地区の高校からの受験実績(1677人が受験し、410人が合格)、卒業生の就職状況のデーターも示した報告があった。これについて吉田会長からは、「最近の会合で、母校の受験生の偏差値がふるわない、との意見を聞いている」と卒業生の声を紹介し、当局者の奮起を促した。

 やはり来賓の大学同窓会中川路勤幹事長から、本年の同窓会総会やポートアイランドキャンパス見学会の案内も含めた挨拶があり、呼びかけに応じて先着100名とされる見学会については席上で2人の希望者が手を挙げた。

 総会議事に移り、豊洲年宏副幹事長(58・経済)から平成21年度の事業報告と決算報告について、主要事業として大阪三島甲南会の分離独立の支援を行った旨の報告があった。また津田昌信氏(33・経済)ら会計監査から監査の結果、適正妥当として認められた旨の報告もあった。続いて平成22年度事業計画および予算いついても豊洲副幹事長から説明があり、いずれも了承された。

 今回の講演は、前田多章知能情報学部准教授。睡眠についての最新の研究に基づいた興味深い話があり、参会者一同熱心に耳を傾け、活発な質疑応答があった。

 以上で総会は終了し、懇親会に移った。司会は野本幹事に交代し、冒頭の挨拶は砂原教男副会長(25・文科)である。楽しく懇談したいとの言葉と共に、元同窓会事務局長浜田邦夫氏作成の「平生釟三郎先生の分野別略歴」の資料と、平生釟三郎日記第2号付録に軽視された、北摂甲東甲南会顧問でもある衣笠茂元学長によるエッセイ「『甲南学園の五十年』執筆の思い出」のコピーを配布して、学園創立者の偉業について言及し、まさに甲南会としてふさわしい挨拶となった。  会食懇談と移ったが、この日に乾杯の音頭は畝川憲之氏(H9・文学)が指名された。学位を取得し、大阪学院大学の准教授を勤めているが、指名された理由は本年9月に結婚されたことによる。

 席上で全出席者による近況報告や自己紹介などのスピーチが続き、出席者相互の理解を深めた。

 福引も行われた。学園から寄贈された長谷川三郎氏デザインのレターセットなど、同窓会寄贈の平生先生の伝記本など、幹事有志寄贈のハンカチセットやキャンディなど、本年の『甲窓』で紹介されている田上幹事長(筆名平賀三郎)の著書など様々な物の内から好きな物を3点選ぶもので、めでたく全員に景品が当たった。

 最後に、甲南高等学校校歌(ソングリーダー吉田会長)と学園歌(ソングリーダー伊藤修氏52・経済)を全員で斉唱し、今回の総会開催の労をとった橋本幹事から閉会の挨拶があって散会した。

幹事長:田上綱彦 
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