同窓会事務局

　甲南スカラシップ倶楽部の2023年度卒業記念式が3月14日、甲南大学岡本キャンパスで開かれました。

　甲南スカラシップ倶楽部は、学内給付奨学金や特待生奨励金を受給している学生が、卒業後も現役学生と世代を超えた繋がりを持ち、甲南大学のアンバサダーとして社会貢献や甲南学園発展に寄与することを目的に、2013年に設立されました。現在、会員数は923人で、現役生は203人。うち本年度の卒業生は92人です。

　この日は昨年同様、卒業生本人たちだけの出席で開かれ、中井伊都子学長が「コロナ禍で、スカラシップ倶楽部メンバーとして活動し、よく頑張った。一人ひとりが甲南を背負ったアンバサダーとして甲南のために尽力願いたい」と激励。甲南学園の長坂悦敬理事長は「平生釟三郎先生の人物教育率先を受け、甲南人は人格が素晴らしい。『人格』をつくる人は人をつくり、人格が運命を決める」と祝辞を贈りました。

　続いて丹羽一郎大学同窓会会長が「コロナ禍を立派に乗り越えられたことを、人生の糧に、自信にして、これからを乗り切ってほしい。人生には色々な発見がある。多いほど素晴らしい人生を送ることができる。スタートアップで注目されている経営者たちも新たな挑戦をしている」、佐伯孝平父母の会会長からは「サポートしてくれた方々に感謝してほしい。皆さんを応援している」と祝辞がありました。卒業生4人から活動報告もあり、丹羽会長から倶楽部の代表者に卒業記念品が贈呈されました。

　最後に、渡邉学生生活支援センター所長から「始める勇気！続ける勇気！を持ち、これから目標を決めて、自分自身挑戦するフィールドを広げてほしい」との挨拶があり、閉式しました。

（事業部）