文化会写真部(KPC)OB展(2021年)
文化会写真部(KPC)OB展(2021年)
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阿古慎一郎(1988年、理学部卒)
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不夜城
塩浜運河から見る川崎の工場夜景。保安用の灯火が夜通し光り輝く。
新井義顕(1990年、文学部卒)
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「予感」
長梅雨の後の猛暑となった今夏。夕方になるとスコールのような激しい雨が降ることが度々あった。大雨が降る直前、低い雲に西日が映え、ヨーロッパの宗教画のような色合いの空が広がった。
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「無人の町 サクラ」
新型コロナウィルス感染防止対策のため、外出自粛が呼びかけられていた春。いつもなら見物客で賑わう名所のサクラが、見る人もなく咲き誇っていた。
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「無人の町 遊具」
いつもなら子供の歓声が響く日中の公園。ゾウの遊具には「立ち入り禁止」のテープが張り巡らされ、心なしか寂しそうな様子に見えた。
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「振り返れば」
夕闇が迫る中、車で先を急いでいると、背後が燃え上がるように赤く染まっていた。信号待ちのタイミングで、あわててミラー越しにシャッターを押した。
勝木繁夫(1987年、経営学部卒)
http://instagram.com/katsuki.photog
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【天地人 屋久島】より「ガジュマル」
静かにガジュマルの木と対峙すると木の生命力を感じます。
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【天地人 屋久島】より「白谷雲水峡」
屋久島は雨が似合います。雨が天を清め、地を清め、人を清めていきます。
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【天地人 屋久島】より「神々の使い」
「神々の使い」と言われているヤクシカ。その瞳は私の心を見通そうとしているように思えます。
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【攻防】
特別天然記念物のタンチョウ保護の為に与えられた魚を横取りしようと現れた天然記念物のオジロワシとの激突。鳥インフルエンザ感染防止の為、現在は魚の給餌は行われていない=2012年2月、北海道阿寒郡(旧)阿寒町
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【影絵の舞台】
日中、過ごした採餌場から寝ぐらに帰る途中にある丘に時折、役者が舞い降り、ひと時の影絵を見せてくれる。
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【祝福の朝】
師匠にタンチョウへの近付き方を教わった翌朝、「行かないで」と祈りながらにじり寄ると、私を一瞥した後、つがいは言葉を交わし「今日は特別だぞ」とばかりに数秒間だけ羽を広げて見せてくれた。タンチョウをライフワークにするきっかけとなった一枚=2009年10月、北海道阿寒郡鶴居村
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【絆】
つがいがお互いの絆を確かめる「鳴き合い」。声も姿勢もシンクロしていきます。
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【はばたきの音】
はばたきの音は厳しい自然を生きる野生の逞しさを感じさせるに十分なものがあります。
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【般若】
低速シャッターの直後に高速シャッターを切って撮った2枚の写真を合成しました
川北眞三(1994年、経営学部卒)
「鹿の国から」(10枚組み)
奈良公園に生息する鹿の、様々な様子を10枚にまとめました。
須賀克彦(1987年、理学部卒)
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「空港界隈」
町の真ん中にある聖地「伊丹空港」。空港の周りには、色々な「飛行機のある風景」が有ります。
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「空を行く」
飛んでいる飛行機が好き。ただ撮るのではなく、ダイナミックに、出来れば美しく。
鈴木陸(2019年、理工学部卒)
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「素敵で一杯」
あちこちで展示しているお気に入りです。どうぞ一杯。
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「脈動」
桜を見ると、無条件に胸が踊ります。変な撮り方が好きです。
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「誘」
夏の夜、小さな明かりに誘われて。
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「水幻の月」
太陽を月に見立てた、いつかのフォトマッチにも出した作品です。
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from underground
冒険ゲームや切り絵、絵本のような光景。外の世界はキラキラと輝いているけれど、同時に仄暗い中に得体のしれない何かが潜んでいそうな怖さもある。
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流雲
映画や風景画をイメージしています。特別なシーンではないけれど、白と黒の静寂の中で、雲が覆いかぶさってくるようなジワッとした不安。それでもやっぱり美しいと思ってしまう。
冨居雅人(1987年 文学部卒)
「重い一眼レフカメラを手放し、スマホ片手に街歩き。心も軽くなって、いろんなものが見えてきた」
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Another face
夜になると、いろんな顔が現れる。どちらが本当の顔なのか。
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Synchronized walking
東京・銀座ルイ・ヴィトンの店先。広告映像と歩行者の奇跡のシンクロ。
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Fact checking
世の中はフェイクなものであふれている。
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Le Penseur
国立西洋美術館のロダン作「考える人」。「日本はどこへいくのか」って?
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Mysterious limousine
高級車がさらなる高級車に!? ビルの通路で見ただまし絵。
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Dangerous approach
写真と絵画が接近し、溶け合う。写真とは何か、絵画とは何か。
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Blowin’ in the Wind
枯葉の冒険。そう、答えは風に吹かれている。
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The Red Leaf Floor
甲南大学岡本キャンパス5号館の床もみじ。教室に入るのを忘れて、しばし見とれていた。
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Kiss in blue sky
マン・レイの作品を思わせるエロティックな雲が、青空にキスしていた。
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Descent
厚い雨雲がぽっかり割れた。現れた青空から降臨したのは何だったのか。
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Mr. Blue in a puddle
真夏の夕立後、焼けつくアスファルトにできた水たまりで見た青い地球。
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Screaming sky
夕陽が叫んでいた。ドラえもんのひみつ道具「コエカタマリン」みたいに。「ワーーー」って。
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Twilight Rainbow
夕暮れ時の神戸の空に虹。夜景との幻想的な競演。
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Double prayer
京都駅ビルのぴかぴかの石壁越し。シンボルのロウソクがシンメトリックに現れた。
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Light of hope
阪神・淡路大震災から25年。神戸ルミナリエは、鎮魂と希望の灯りで被災地を照らしてくれる。
中川智雄(1991年、経済学部卒)
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「四季四様」
「形」にこだわっていた学生時代の作品を思い出し、四季それぞれの色彩と造形を直線で切り取りました。